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COLUMNの続きはブログ 山口のじぃが知った頭上のお宝へ
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はまりにはまったり、Celestia。このソフトを初めて知ったのは窓の杜からのメールだった。それはバージョンアップのお知らせで、聞いたことのないソフトの名前が書いてあった。「Celestia」
最初はよくある天文ソフトだろうと思って、とりあえずダウンロードだけしてそのままHDDの肥やしにしていた。
それまでもこのてのソフトは手にしていたが、理科の教材のようなソフトだったり、夜空を見物するだけのソフトだったりで、どれも心揺さぶられることはなかった。そんなある日、ダウンロードしたことも忘れてしまったころ、Celestiaという文字をヤフーの検索結果で見かけた。そのときのキーワードは忘れたが、おそらく宇宙、天文関係だったと思う。「あぁ、あれか」
その時初めて興味がわき早速 杜でバージョンチェックして入れてみた。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ なんじゃ、こりゃあ。
I'LL BE GOD !
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まさに宇宙を手に入れた。第一印象はそんな感じだった。通常操作はほとんどマウスだけで可能。
Celestiaの機能で、個人的には時間と空間を自由に操れるという点が非常に気に入っている。過去の文献にある日食を、その日時に合わせてCelestiaの中で再現してみる。時間の経過を10倍100倍と変化させれば長大な太陽系もひとっとび。金星の太陽面通過を金星から30,000kmのところで見たあと、土星の表面、輪の内側から空を見上げる。なんてことは朝飯前。まずは、Celestiaをいじりまくる。太陽系の中を動きまくる。とにかく今まで宇宙に関して思い描いていたことを実行しまくる。時を1969年7月21日にすれば、あのアポロ宇宙船だって月軌道に現れる。そして、架空のものだって登場さすことが出来る。かの有名な「2001年宇宙の旅」に出てくる宇宙ステーション、ドッキング前のオリオン号、木星と衛星イオのラグランジュ点にディスカバリー号。
It is not necessary to wait for the future.
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素のCelestiaでも充分刺激的ではあるが、よりリアリティを求めるならば add-onファイルを入れていくとよい。まずは地球表面のテクスチャのグレードアップ、そして雲。これはかなりキク。地球のお手入れが終わったら、そう、月。これもadd-onが豊富なのでグラフィックボードの性能と相談しながら入れてみよう。外惑星については今日現在でも多くの追加ファイルがあるが、今後、探査が進むにつれてより細密なファイルが登場してくるのではと思っている。楽しい限りである。そんな待ってられないという方は、Celestiaはオープンソースのフリーソフトウェアなので、ご自分で作られてもいいかも。
add-onファイルについては、LINKに各種サイトを案内してあるのでそちらを辿ってください。
「Celestiaは、プログラミングの金字塔といってよいでしょう-Celestiaは、我々の宇宙への窓をあらゆる人々に開いてくれるのです。」 Alan Federman, Raytheon Technical Services Co., LLC, NASA Ames Research Center、上級技師
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アドオンファイルはサイズによって描画動作にカクカク感が出てくる。最近のマシンだと大丈夫だとは思うが、ちなみに私がCelestiaを動かしているマシンスペックを以下に書いておきます。そろそろ換え時ですかね。
マザー ASUS
CPU Intel(R)Core(TM)i7 CPU 870@2.93GHz
メモリ 32GB (DUAL CHANEL)
グラフィックNVIDIA GeForce GT200
HDD SATA RAID 0 1TB ×4
OS Win7 64bit
これで、ビリーホリデーを聞きながら宇宙空間を漂っていると、ユングの世界にスーッと入っていくのですわ。(笑)
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SETIってご存知だろうか、地球外知的生命を探査しているところ。小生のPCも空き時間はなるべくSETIに使ってもらうようにしている。SETIの活動の原点は地球外知的生命は存在するというところにある。生命誕生は偶然か必然か、もし偶然なら、宇宙はとてつもなく無駄なスペースに思える。必然ならその根拠は、となる。科学的に見れば確かに条件さえそろえば生命は誕生するだろう。ただ、その条件というのが不思議で仕方がない。バンアレン帯がなければ放射線に強い生命が誕生したのだろうか、オゾン層がなければ紫外線に強い生命が生まれたのだろうか。”地球は宇宙のオアシスだ”と言った宇宙飛行士がいたが、まったくそのとうりだ。いや、誕生という点ではオアシスというより子宮に近いのではないかな。宇宙の常識から完璧に隔絶され護られている。上下の存在、熱の対流、適度な紫外線、そして潮の満ち干。惑星に対してあまりにも大きな衛星、月。そして、生命誕生にあまり関係ないが、月と太陽の見かけ上の大きさがほぼ同じというのは小生にとって大変な不思議のひとつである。月の大きさと太陽の大きさで今の位置関係が成立する確立ってどのくらいなのだろうか。
あ~っ、人類最後の開拓地、宇宙。
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以前、私の家の近くにある「星の見える丘工房」天体望遠鏡取扱講習会というのを受けたことがある。屋根の開閉、望遠鏡接眼レンズの取り扱い方、PCソフトステラナビと望遠鏡の同期の取り方、そしてパソコン上で目標を選んで望遠鏡で見る。無事受講証をもらうことが出来ました。久しぶりに望遠鏡で宇宙を眺めて、忘れかけていたライブの感動を味わわせていただきました。ただ見るだけならハッブルのサイトへ行けばいつでも色鮮やかな画像が見れる。しかし、定期的に望遠鏡は覘いたほうが良いですね。ここが宇宙だというのを実感できるから。自分と宇宙ではなく、我即宇宙。三国志の劉備玄徳が青年の時、長旅を終えふるさとの手前で黄河を望み、夜空を眺めて感動を表現した我即宇宙なり。そんな、大変ロマンティックな一夜でした。だけど、望遠鏡で見たアンドロメダ星雲、本当にあれは230万年前の姿なの?私にはどうも10数年前の姿にしか見えないがなぁ。と、光が言っていました。
そして現在、天体撮影にハマっております。
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