Celestia工房




より美しく  よりリアルに  より楽しいものに
 工房といっても、あくまでも結果オーライのやり方ですので、DeepにCelestiaをいじりたい方は「LINK」にあるサイトで調べてみてください。
※ ここで紹介する操作、方法は全ての環境に当てはまるものではありませんので、実行される場合はすべて自己責任にてお願いします。
 
まず最初に下の画像を見比べてみてください。左がノーマル状態のCelestia。右がAdd-Onファイルを追加したCelestiaです。どちらもクリックすれば大きな画像で見ることが出来ます。
Celestia 地球 ノーマル Celestia 地球
BEFORE AFTER
(いづれも高度978kmからキャプチャー)
どうですか、違いがわかりましたか。見え方だけだとPCの環境はさほど影響しないかと思います。
Celestiaはノーマルのままでも充分使えるのですが、Add-On(当サイトではAdd-Onは名詞で使います)ファイルを入れていくと上の2枚の画像の違いが表すように大きく変貌していきます。それではCelestiaの工作を進めていきます。

1.地球環境の改善  <Only One Earth>
まず、地球の表面用のAdd-Onファイルを用意しましょう。どこのを使ってもよいのですが、CELESTIA工房では
Celestia MotherlobeのAdd-Onファイルを使っていきましょう。それではMotherlobeのサイトを開いたら左のメニューからSolar System-Earth-Surface Maps とたどっていきます。大変数多いファイルが並んでいますが、それぞれサイズが表示されているのでPCの能力と相談しながら選んでください。
私のPC環境では32Kまでは気持ちよく動きます。現在旬のマシンであればとことんいけると思います。
これより先、Celestiaのインストール先はC:\Program Files\Celestiaとして進めていきますので、ご自分の環境に合わせて名前を読み換えていってください。

さて、ファイルのあて方ですが、Add-Onファイルにインストール方法が入っていなければ          
   C:\Program Files\Celestia\data\solarsys.sscの中にある"Earth" "Sol"のTexture部分で指定されているファイル名を、あてようとしているAdd-Onファイルの名前に換えます。たとえば ***.PNG というファイルであれば
Texture "earth.*"のearth.*の部分を ***.PNG に書き換え、***.PNGファイル本体を
  C:\Program Files\Celestia\textures\medresの中へ置きます。
あるいは、Add-Onファイルの名前をsolarsys.sscの指定ファイル名に書き換えてC:\Program Files\Celestia\textures\medresにある同名ファイルと入れ換えます。このとき、なるべく上書き保存ではなく元のファイルと入れ換えてバックアップを取っておくことをお薦めします。これからいろんなAdd-Onを使うようでしたら、solarsys.sscの書き換えのほうが便利だと思います。そのほうが後々ファイルランクを確認しやすいです。これらの方法は拡張子JPGかPNGの時に使います。
あと、拡張子DDSのファイルですが、これはsolarsys.sscを書き換えるところまでは同じですが、置き場所に指示がなければAdd-Onファイル本体を C:\Program Files\Celestia\textures\medresではなく \hiresフォルダへ置きます。

これで地球もだいぶきれいになったと思います。どのファイルを使うかということは要はPCの性能次第ということになります。
他に雲だとか夜景をより際立たせるAdd-Onファイルがありますが、ほとんどあて方は同じです。
 
2. 2001年宇宙の旅  <2001:a space odyssey>
次はちょっと人工物のAdd-Onファイルを使ってみましょうか。人工物といってもフィクションの世界から映画「2001年宇宙の旅」です。これをCelestiaで実現できるAdd-Onファイルがあります。これもCelestia Motherlobeにあります。
メニューのFictionalから2001を選択、そこでファイルを個別に選ぶことも出来ますが、容量が7.7Mの2001 Spacecraft Packを使いましょう。ダウンロードしたファイル"2001_ships.zip"を解凍すると"2001_ships"というフォルダができます。その中にあるファイルをそれぞれCelestiaの各フォルダに入れていきます。sscファイルはextrasフォルダに、3dsファイルはmodelsフォルダに入れます。あとtextureファイルは、今後2001_shipsを削除することがないのであれば\Celestia\textures\medresフォルダにばら撒いてください。あと、環境にもよりますが、Celestiaを立ち上げると、いちいち時間を変更しないと表示できない場合があります。その場合、extrasフォルダに入れたsscファイルを編集して時間を無効にします。sscファイルの編集画面で Beginning "*********"の前に#を付けて、#Beginning "*********"とします。これで何年何月でもOK。さぁ、Celestiaを立ち上げて確認してください。宇宙ステーションは地球軌道にあります。ムーンバスは月、あとディスカバリーは木星の衛星イオに、そしてあのモノリスTMA-2は木星とその衛星イオのラグランジュ点にあります。

その他、Celestia MotherlobeのFictionalにはスタートレックとかスターウォーズなんかがあるので興味ある方はいれてみると良いでしょう。あとCelestia MotherlobeのSpacecraftには過去、現在活躍中の無人、有人の宇宙船、そして様々な探査機が置いてあります。これらを入れていけば結構太陽系がにぎやかになって楽しいですよ。


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